OC Mixという、新しくてオシャレなモール。きらきらとした日差し、カワイイお店、木を多用した造りは、なんだか日本のリゾート地にいるみたい。そこで今注目なのが、メキシコ料理の常識を覆す、ひとクラスどころか3クラスくらい上の店、タコマリア。LAタイムスでジョナサン・ゴールドが、タコスの出てこないエレガントなメキシコ料理と紹介した。

週末の3コースブランチで$36、夜は4コースで$52。その値段からもハイクラスな加減がわかる。

一つ目は、パンかヨーグルトを選ぶ。パンには定番の豆がのっていてサルサを付けながら食べるのだが、一緒に出てきたのが、メキシコのトリュフとまで言われる珍味、ウイラコチェ。トウモロコシに発生したカビをペーストにしたもので、パンに塗ったりクレープに挟んだりして食べる高級食材。カマンベールチーズのようなコクがあって、滑らかで美味しい。

そしてオートミールかパンケーキ。最後も魚か肉の料理を選ぶ。選んだスモークサーモンのエックベネディクトはコクのあるオランデーズソースとサーモンの塩気がベストマッチ。

時間をかけてゆったりいただくブランチ、炭水化物は多めだが大満足だ。