焼肉たまえんのモールにできた、フィリピン家庭料理の店キャビテーナ。サウスベイでは、フィリピン料理の店はそんなに数がない。以前このコーナーで、カーソンにある店を紹介したが、この店の常連客の話によるとキャビテーナの方が家庭的だとのこと。

英語があまり得意ではない店番の女性に代わり、常連客がお薦め料理を紹介してくれた。

まずはシニガン。フィリピンの味噌汁みたいな国民的家庭の味。スープとして飲んだり、カレーのようにご飯にかけて食べる。タマリンドの酸っぱさが癖になる。鶏肉、豚肉がメインらしいが、今回は鶏肉をチョイス。
アドボも、定番中の定番、鶏肉を玉葱やニンニク、タマリンドで、じっくり煮込んだ一品。鶏の旨みと酸味が混ざってご飯に合う合う。
トルタンタロンは、茄子オムレツ。見た目はアレだけど、旨いっす。テーブルに置いてある赤いソース、バナナケチャップをかけて食べる、なんだか懐かしくて優しい味。

特長としては、酸味のある料理が多いが、どれもご飯に合うので親しみやすい。