チャイナタウンに来ると、本当に中華街なんだなぁーとしみじみする。モントレーパークやアーケディアなど新興中華街にはない、深い味わい。その中でも歴史と格式を持つ老舗、富臨大酒樓。階段上にある大きなシャンデリアがその格式を物語る。ランチタイムには、ダウンタウンから役所勤めの人や、USCから教育関係者など、様々な人が集まってくる。
お薦めは、やっぱり飲茶。その中でも、特にロブスターの小包（蒸し餃子）。ロブスターの身がごろっと入って、味も食べ応えも申し分ない。メニューには時価とあるが、一皿5個入りで、大体8ドルくらいだろう。これだけでも食べに行く価値は充分。ほうれん草がたっぷり詰まった小包や、新鮮な海老ゴロゴロの小包もいい。
そして、店の自慢はなんと言ってもロブスター一匹丸ごとの炒め物。マネージャー、リンダさんは「油や塩分を控えめにし、素材の味を大切にするのがうちの味」と、笑顔で語っていた。
さて、たまには中華街に足を踏み入れ、古き良き中華料理を楽しむのもいいね。